デニムの穴埋めに関して



>糸に関して

はじめに糸に関してご紹介させていただきます。糸は「綿糸」を使用しております。木綿の糸です。

柔らかい・エイジングする・色が落ち着いていると、三拍子揃っており馴染みが非常に良いです。


しかし、年々各メーカーの綿糸の生産数が減っていっており、色数が少なくなっております。それが弱点で、カラージーンズなどは綿糸で対応できない可能性があります。





>縫い方に関して

当店でははじめに芯地を貼って、剥がれないように縫い止めます。これを当店では「補強」と読んでおります。

一応芯地にはノリがついておりますが、数回洗濯すると必ず剥がれます。



一応「補強」でも穴は補強されますが、目立たなくするためには以下の2つの方法でアプローチします。

1,、そのまま細かくたたく



2、近い生地をはめこんでたたく。


広範囲をそのままたたくと、固くなる・生地がひきつれるなど不具合がおきる可能性があります(当方の経験上の事であります。)そのため生地をはめこんで修理します。


どちらの方法で穴を埋めるかは、目立たなく、生地に負担がかからない方を私の方で判断させていただいております。


そのため、はめこみの方が手間ではありますが、それによって加算されるという事はございません。



MASIZIN(マシジン)|ジーンズリペアやリブ交換、厚物縫製が得意な洋服お直し屋です。

茨城県水戸市の末広町で洋服の直しを行っております。チェーンステッチ裾上げ出来ます。

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