糸は在庫している近似色・近い種類のものを使用します。

お直しをご依頼・ご検討いただき誠にありがとうございます。修理にあたっての注意点ですが、使用する糸は、「在庫しているものの近似色、また近い種類のもの」を使用いたします。

予めご用意いただいた糸を使用する事も可能です。また糸代有償にてサンプルから極力近いものを取り寄せる事も可能です。



当店はチェーン店さんなどと比較すると在庫している糸はかなり多い方になるかと思います。

チェーン店でこれだけの糸を管理するのはあまりにも非合理的なので、この辺は個人店の良いところなのかなと思います。

こちらは店頭においてある糸になります。スパン糸とテトロン糸ですね。





奥の方にある糸はリペアに使用するものですね。現在はスパン糸をメインで使用してますが、綿糸もございます。






店内裏には魔改造した9段フィッツがあります(危険なので真似しないでください)。ここにも1段あたり60本程度の糸が押し込まれております。




糸地獄です。糸のせいで店内が狭いです。ですが、いまだに毎月のように糸を数本購入しております。置く場所のなくった糸が自宅にもあります。


糸が増えると探すのも大変です。キワドイ色の生地ですと、1か所ほつれ修理するのに糸を10分近く探す事もあります。圧倒的非効率です。


ですが、糸が近ければ近いほど仕上がりはキレイに見えます。なので、糸を減らす事は出来ないのです。


ただこれでも糸が元々の色と一致する事は稀です。レプリカジーンズのステッチ糸など例外はありますが、基本的にはやはり近似色・近い種類の糸になります。




もし、なるべく糸を近づけて欲しいというご要望があれば、事前にご用意いただくか、糸代有償にて対応させていただきます。


糸の色は各メーカーで微妙に異なります。そのためサンプルもそれなりにご用意しております。


ジーンズリペアの糸なんかは、各サンプルから選りすぐって使用しております。


ただこのサンプルを全て眺めても、糸が元色と完全一致しない事は意外にも結構あるのです。


それはアパレルメーカーでは糸の色を別注して作っていたり、シキボウTスパンなど現在廃盤になっている糸もあります。そもそも国外にも糸メーカーは無数に存在します。



改めてまとめますと、大変恐れ入りますが使用する糸は在庫している近似色・近い種類の糸を使用します。糸をなるべく近づけたい場合は、事前にご用意いただくか糸代有償にて取り寄せ対応も可能ですが、それでも近似色になります。


どうかご理解、ご容赦の程よろしくお願いいたします。


masizin 松下

MASIZIN(マシジン)|ジーンズリペアやリブ交換、厚物縫製が得意な洋服お直し屋です。

茨城県水戸市の末広町で洋服の直しを行っております。チェーンステッチ裾上げ出来ます。

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