ジーンズ小股の破れ修理

今回は古着のジーンズでも度々見かける小股の破れの補修です。因みにこちらは66前期505になります。

ここは段差だらけの箇所になりますので、このサイズになると解体になります。



まずは股周りをごっそり解きます。そして穴周辺を一枚の布の状態にします。



そして生地を整形して芯地を貼っていきますが、見て下さいこの無駄になめるようなライン笑  納得いくまで2回切り直しました笑

リペアする事で汚くなってしまったと思われたくないので、芯のラインにはこだわっております。



表から見ますとこんな感じです。ここでお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、穴のサイズが小さくなってますね。

これが本来の穴のサイズになります。つまり整形せずに穴埋めをすると生地が歪んでしまいます。



そしてミシンでたたきます。小股から大股にかけて補強していきます。



そして小股から縫い直していきます。ここはデニムが集中する地獄の段差地帯で、まあ縫うのに苦労する場所です。ここは専用の装備で縫い戻していきます。



そして大股も縫い直して、股カンヌキもいれて完成になります。



以上となります。今回は7,000円+税となりました。この度もご相談いただきまして誠にありがとうございます。

MASIZIN(マシジン)|ジーンズリペアやリブ交換、厚物縫製が得意な洋服お直し屋です。

茨城県水戸市の末広町で洋服の直しを行っております。チェーンステッチ裾上げ出来ます。

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