L2Bの胴・袖リブ交換+etc.
今回は実物のL2Bの胴・袖リブ交換、更に他数箇所の修理をいたしました。
「あれ?MA-1じゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、こちらはL2Bになります。大きな違いは中綿が入っておりません。
まず受け取り後にサンプルのリブの色と比較しました。やはり実物のリブが最も近かったので、実物のリブを発注しました。
袖リブからつけ始めましたが、ミシンの設定は良好。ステッチもいい感じに出てると思います。
次に胴リブをつけました。
こちらは解いた後の写真ですが、やっぱりこれだけの解き跡が残ります。
表地に関しては解き跡が出ないように同じ位置で縫製していきます。
しかし裏に関しては、まず間違いなく跡が残りますので、こちらはあらかじめご容赦下さい。
そしてリブの取り付け以外にも、ナイロンのフライトジャケットの持病「縫い代の滑脱」こちらも直していきます。
あとはプレートホルダーも破損してましたので、交換となりました。縫い付け方は以前の縫い付け方に従っております。跡も残ってしまっておりましたので。
あとは衿リブを一箇所摘みまして完了となりました。最後に改めて着せつけ写真をご紹介させていただきます。
以上となります。ちなみに工賃は、部品代を除くと合計12,600円+税となりました。
胴・袖リブの交換工賃は10,000+税となります。
この度もご相談いただきまして誠にありがとうございます。
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